健康的に食べながら痩せましょう
ダイエットという言葉は、食事療法という意味です。
若い女性でダイエットを意識して、実際にトライしてみたという経験のある人はたくさんいるのでしょう。
本屋さんにいけば、店頭はダイエット方法などの本で溢れかえっているといっても大げさではありません。
ここで気をつけなければいけないのは、やせ過ぎて月経不順・無月経の女性、リバウンドで以前よりも肥満体型になってやはり体調不良をになってしまう方が多いという事実です。
大切なことは、正しいダイエット方法を知り、無理ないプランで実行するということです。
妊娠中に体重が過剰に増加して以来肥満してしまったり、更年期になり肥満になってしまったり、年をとり家族が独立し孤食から偏食になり高脂血症、ストレスからつい過食などなど、現代の女性の肥満の原因はさまざまなのが実情です。
健康を維持する目的で正しいダイエット方法を取り入れていくことは大賛成ですし、美容のために、女性らしくやせるのも賛成です。
健康体重の方がきれいに見えますし、月経など女性的な機能は保たれます。
間違ったダイエット方法を実践してしまい、栄養バランスの悪い、無理なダイエットで体調を崩してしまわないでほしいと思います。
脂肪も女性にはある程度必要、あまりやせ過ぎると女性ホルモンのバランスに失調をきたしてしまいます。
「食事」とは人を良くする事。おいしく食べてきれいになれる、そんな、ダイエット方法を実践しましょう。
「やせて綺麗になりたい」|・・・これは、多くの女性が持っている自然な望みです。
実際に、目標体重を目指してダイエットをくり返している人も多いれでしょう。こうした人をひきつけるのが、「とにかくやせる」「体重がどんどん落ちる」とうたったさまざまなダイエット方法です。
簡単で即効性があるダイエット方法なら試してみたいと思うのは当然です。
ただ、周囲の人でもあるいは芸能人でも、短い期間で「激やせ」した人をもう一度、見直してみてください。
やせたはいいものの、顔色が悪くなって不健康な印象になった、肌があれて老けた感じがするなど、実際に「きれいにやせた」人は、案外少ないのではないでしょうか。
きれいになるためのダイエットで、やつれてしまっては元も子もありません。
しかし、実際に多くのダイエットには、肌あれやくすみなどの副作用が伴うのが現実です。
成功して、リバウンドしない理想のダイエット方法をご紹介していきます。
とりわけ注意すべきなのが、リンゴやヨーグルトなど特定のものしか食べない単品ダイエット方法や、食事量を極端に減らすダイエット方法です。
こうした短期決戦型のダイエット方法は、即効性があり、すぐに成果が出るだけに、体にあらわれる副作用も大きいのです。
極端な食事制限を行うと、骨や筋肉、血、内臓などをつくるために必要な栄養素が不足し、体全体が栄養失調状態になってしまいます。
結果として、体の不調が肌あれや顔色のくすみとなってあらわれるほか、生理不順、貧血やめまい、慢性疲労、吐き気などのさまざまな身体症状を抱えることにもなります。
せっかくスリムになっても、こんな不健康な状態では美しきも半減します。
きれいであるとは、健康であることに同じ。健康を損なう危険なダイエットをまず考え直しましょう。
ダイエットをがんばった人のなかには、「体重は減ったけど生理が遅れるようになっちゃった」という声が少なくないようです。
生理不順は、過激なダイエット方法がもたらす副作用として見のがせないものです。
極端な食事制限を続けて、体重が急激に、ダウンしたときなどにありがちなトラブルです。
人間は、食事によってのみ、生きるためのエネルギーを取り入れています。エネルギーの供給が不足すると、体は、生命の維持のために必要な臓器から優先順位をつけてエネルギーを送り込みます。
優先されるのは、脳や心臓、肺、肝臓、腎臓などです。
逆にあと回しになってしまうのが、卵巣や子宮などの生殖器官です。エネルギー不足になった生殖器官は正常に機熊できないため、定期的に生理を起こせなくなります。
さらには、生理が止まってしまうこともあるのです。
一般には、元の体重から10〜18%が減ると、生理が止まってしまうといわれています。
単純に考えれば、しっかり食事をして、十分なエネルギーがとれれば、生殖器官にもエネルギーが補充されて、生理不順も解消される、ということになります。
生理不順が長く続くと、卵巣や子宮自体の機能が低下してしまい、エネルギーが補給されても、生理が止まってしまい、元のように機能しないこともあります。
女性の体は、女性ホルモンのはたらきによってコントロールされています。
ホルモンにはいくつもの種類がありますが、女性ホルモンとして代表的なのは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲスアロン(黄体ホルモン)です。
定期的な周期で生理があるのは、この2つのホルモンが、バランスよく、正常なサイクルではたらいている証拠です。
つまり、生理が不順になったり止まったりするのはホルモンのバランスが崩れていることのあらわれなのです。
原因には、疲労やストレスなどがありますが、過激なダイエット方法の影響も大きいと考えられています。
女性ホルモンは年をとるにつれて分泌が減り、やがて生理がなくなる「「閉経」をむかえます。
その頃に起きるのは、めまい、うつ状態などの症状が更年期障害です。
最近、ダイエットをする若い人たちの「若年性更年期障害」が問題になっています。これは、ホルモンバランスの乱れにより卵巣がはたらけなくなることで起こります。
20〜30歳代でも、更年期のような症状があらわれ、やがて閉経してしまうこともあります。
極端なダイエット方法によるホルモンバランスの乱れからくる生理不順をそのままにしておいたケースが多いようです。
こうなると不妊につながる恐れもあり、婦人科での治療が必要です。
女性が女性らしく、健康で美しくあるために大切な仕事をしている女性ホルモンについて詳しく話しましょう。
ホルモンは、体内の内分泌腺から血液中に分泌されて、体の組織や臓器に作用する物質です。
ホルモンによって、体はバランスよく機能することができます。
女性ホルモンにはエス卜ロゲンとプロゲステロンの2種類があります。この2つのホルモンは、卵巣から分泌され、生理と排卵という、女性にとって欠かすことのできない生理のサイクルに深く関わっています。
エストロゲン(卵胞ホルモン)のはたらきは、生殖能力を高めることです。子宮の中で、卵子が着床するためのベッドをつくり、妊娠のための準備をします。
プロゲステロン(黄体ホルモン)は、エストロゲンがつくったベッドをふかふかにして、妊娠の準備を完成に近づけます。
受精がなく、ベッドが不要になったときにそれを排他させるのも、プロゲステロンのはたらきです。
これが生理です。
2つのホルモンは、一生のうちでは20歳代の半ばから30歳代にかけて、もっとも分泌量が多くなります。
女性ホルモンは、女性らしい見た目をつくるはたらきもしています。
これは主にエストロゲンの作用によるものです。
肌をなめらかにしたり、髪を豊かにする、乳房を大きくしてからだに丸みをもたせるなど、みんなエストロゲンの分泌のおかげなのです。
エストロゲンは、美人ホルモンともいわれます。
エストロゲンが不足すると、肌あれや便秘、肩こりななどの体調不良や、倦怠感のような精神的な不調の原因にもなります。